GRAFFITI

2014.04.28

一つ旅を終えて

ブログ

3月から始まったライブツアーも4月22日を最後に無事終わった。

一枚の風景画と機材を積み込み東から西へ西から東へと車を走らせた。会場に着くと機材を運びセッティングしてリハーサル、そして本番。そして次の街へと向かう。車を運転しながら終えたばかりのライブをふりかえりあれやこれやと考える。次はあーしようこーしようと試行錯誤しながら心にピッタリ合う形を探す。きっと初日と最終日を比べたら演奏内容は同じでも全く違うのだろう。

今回、演出には風景画に映像をオーバーラップさせるという事に挑戦してみた。音もビジュアルも全て一人でコントロールできるようにと考えた。そうすれば自由にタイミングもその時のインスピレーションのままに演奏する事ができる。そういう一通りのシステムを思いのままに使いこなせたのはツアー終盤なのだが。(笑)

全行程9公演を通していろんな事を感じ学び発見も多々あった。そしてこの旅のダメージもしっかり身体にしみ込んでいた。今ひどい腰痛に悩まされている。(笑)

これから自分がどこへ向かうのか、少し休んで身体を整え頭を真っ白にリセットしてから考えようと思う。誰もが思いもつかない自分にしかできない新しい何かを持ってまたみんなの前に立てるように。

2014.04.13

ささやかな喜びのかけら

金曜日、土曜日と連日のライブで心に残ったささやかな喜び。

岡山、城下公会堂では機材車で到着すると店のスタッフが総出で迎えてくれ、あっというまに機材を運び込んでくれた。ほとんど一人でやってる俺にとってはとても嬉しい限りである。セッティングやリハーサルでは俺のやりたいようにとサポートしてくれ真摯に取り組んでくれた。

福岡LIV LAVOでも同様にたくさんのありがとうがある。たまたま控え室がパーテーションで仕切られただけだったので開場した様子が聞こえてくる。来場する人たちでざわめき始めた会場に響く気持ちのいい声。自分が客の立場ならさぞ気持ちが良いだろう「いらっしゃいませ」に感動した。後から聞いた話では彼がこの会場を紹介してくれたらしい。彼は福岡で「つくす」というライブ制作会社に勤めている。その風変わりな会社名と彼の人となりとが重なって、”なるほど”とうなずける。

ライブ本番では神経を研ぎすましているせいか、そこにいる人たちの気配というか気持ちがびんびん伝わって来る。音楽を快く思う人、退屈だと思う人(たいがい音となって表れる)笑、様々な気に囲まれた中で演奏するのだからそういうものに影響されないはずはない。だから気持ちよく演奏ができる時というのはそこにいる人たちと心がつながっている状態だと思う。昨日のライブでは自分の伝えたい音のイメージにかなり近い形で演奏できた気がする。そういう時には様々な偶然性も味方してくれる。つくづくライブは演奏者だけのものではないんだなぁと感じた。

この二日間で感じた”ささやかな喜びのかけら”、人々の輝かしい瞬間を見逃さずに見ていて思うのは、そういうものは意識的ではなく、ごく自然で日常的なところに美がある。今時、生活の中で不快に思う事は山ほどある。腹を立てるのもあきれるほどの浅ましさや無関心が目立つ世界で”ささやかな喜びのかけら”はあらゆる場所で慎ましく輝いている。

城下公会堂
福岡livlavo

2014.04.02

彫刻家

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友人である彫刻家”大森くん”のファクトリーへ遊びに行った。

静かな空間で黙々と彫っている姿はとても絵になる。

物作りの現場はぴーんと張りつめた空気が気持ちいい。

見ているだけで創作意欲が溢れてくる。

作家にとって一番神聖な場所なんだな。

2014.04.01

桜