VOICE

今、俺にできること

2020.09.18

みなさんご機嫌いかがでしょうか。
長らくご無沙汰していた投稿だがサイトリニューアルを機に
約9ヶ月の間に俺が考えた着いたことについて書きます。

2020年早々に雲行きが怪しくなってきたコロナウイルス感染。
1月のライブツアーは決行できたがそのツアー中にもどんどん深刻化して
予想を大きく上回り世界に拡大していく。
新聞やTVのニュースを観ても今一つ実態もわからず実感もないまま時ばかりが
流れていく。
昨年末あたりからTHEREというショップの在り方に今一つ納得がいかないまま
ウイルス事情も重なり2月をもって閉店とした。
今まで俺なりに小さな挑戦をあれやこれやとやってきたつもりだったが、
俺にとっても店に来てくれる客にとっても意義ある場所にはなれなかった。
服作りにかける情熱もその意義も今となっては消えてしまい
自分の価値観や世界観がこの時代には合わないという現実を痛いほど感じた。
その反対にこの現実に寄り添って生きる自分も嫌だ。
そんなことをウダウダ考えていても音楽だけは永遠に作り続けたいと思える。
そう思える一番の理由は俺の場合、自分の世界だけで完結できるからだと思う。
自分から自分をハッとさせる音が生まれた時、どんなに傷心していても
何もかもが喜びと高揚感で満たされすべてがAll rightになる。
誰がなんと言おうとこれが俺の音楽だと自分を信じることができる。
生きることの原動力は自分を信じることなんだと実感する。
この時点ですでに一つ達成していると言える。
じゃあ次はこの音を誰かに聴かせたいなぁって思う。
とてもシンプル、ただそれだけで幸せなんだから。
しかし、それを生業にすることで大きく変化する。
ここからが俺の苦手とする領域。
それを苦ではなく楽に変える方法はないかと考えたら意外と答えは簡単だった。
しかもインターネット社会の今だからできる事だった。
自分の世界を詰め込んだ箱をネット内に作りそれを覗きたい人たちがアクセスし
欲しいものを得る。
当たり前のことだが今まで頭ではわかっていても実感できるほどネットの世界に
依存していなかったから仕方がない。
その箱にやりたい事や作りたいもの、独り言や伝えたい事などを好きなだけ詰め込めばいい。
照井利幸の頭の中をそこに具現化する。
興味を持つ人、そうでない人、それらについてはもはや関心がない。
必要以上にアピールする必要もなくいつでもそこに存在する世界を提示したい。
自己顕示欲が旺盛なこの世の中では消極的なのかもしれないが何はともあれ
俺にとってのやりがいがありそこを訪れる人たちに何かしらの有益な意義があれば
すべてAll rightだよな。