GRAFFITI

2018.08.19

友人の死

友人が死んだ。
枯れ木のようになってしまった身体にたくさんの管をつけて
命の火を絶やさぬよう残されたわずかな時間を必死に生きた。
その貴重な時間の中で彼と笑顔を交わし、思い出を交わした。

彼の瞳はキラキラと輝き、愛と感謝と優しさを放っていた。

人生どうだった?
やり残したことはある?
俺たちに望むことは?
そんな質問などできるわけがないが
最期の彼を見てそう思った。

そして彼は残された時間を使いきり知らない世界へと旅立っていった。

何者でもなかった若い頃、ロックンロールに憧れ
ここまであっという間だったよ。
イマちゃんのベースを初めて聴いた時、
戦闘機のプラモデルを作ってる時、
いつも特別な何かを感じてたよ。

俺はまだもう少しこっちでやってから行くから
またね。